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「高校生のケータイ、インターネットに対する考え方(2)」
~SNSは海外との窓口~

羽衣学園高等学校 女子生徒へのインタビュー

カテゴリー: 情報モラル・リテラシー教育 / フィルタリング / 子どもの利用実態

先進的高校生が考えるインターネット私感(女子生徒編)

羽衣学園高等学校 女子生徒の皆さん

高校生熟議にリーダー的立場で参加し、高校生が抱えるインターネットの安心安全に関する感じ方について、どのような変化があったのか、自分の周りの高校生のインターネット、携帯電話、スマートフォンの利用状況などについて、女子高校生の立場から率直な意見を伺った。

スマートフォンの普及、利用状況について

―友だちとか皆さんの周りのスマートフォンの普及状況はどうですか。

A)私は今スマートフォンです。周りも増えている感じがします。

B)私もスマートフォンです。周りでは2011年ぐらいから増えて、今はクラスの3分の1ぐらいがスマホだと思います。

C)使いたいけど...。今お母さんがスマートフォンで、使っていると突然止まったりしていて、それみるとちょっと...。でも流行だし、使いたいっていう気持ちはあります。次買い換えるなら絶対スマホかなって思います。

D)私も替えたい、やっぱり流行だからっていうのが大きいです。

E)私もゲームをよくやるからスマホに替えたい。タブレット端末だと大きいし、スマホぐらいがちょうどいい。

C)2個持ちしている人も多い。電話はWILLCOM、ネットはスマホというパターンが多いと思う。

―スマートフォンを利用している方に質問です。どんなアプリを利用していますか。また何処からダウンロードしますか。

A)無料通話できる「LINE」を使っています。あとはカメラのアプリや自分が食べたものをアップするとログが残るアプリを使っています。

インタビューの様子

B)私はauのAndroidを使っています。Android Marketのサイトを検索して気になるアプリがあったら、ダウンロードします。

A)私はdocomoのAndroidを使っています。最初はアプリとか詳しくなかったので、使っている友達から「おススメ」を教えてもらって、ダウンロードしています。私は必要最低限のアプリしかダウンロードしていません。なめこのアプリはおススメされて、ダウンロードしたいのですが、電池がすぐ消耗すると聞いてやっていません。

SNS利用について

―Facebookなどソーシャルネットワークサービス(SNS)の利用状況を教えてください。

A)FacebookとTwitterを使っています。頻度としてはFacebookが多いかもしれない。写真をアップしたり、友だちと連絡取ったりするのもFacebookが多いです。「ともだち」は海外の人が多くて、同じぐらいの年齢の人達で、今は300人ぐらいです。やり取りは英語でしています。Twitterは芸能人のつぶやきを見るために使っています。リプライとかはしません。アップするのは自分の事が多いです、何処何処に行ったとか。

B)Twitterは企業とか自分の好きなお店のつぶやきを見て最新情報とかを見ています。企業が作っているFacebookのページとかはあまり見ないです。Facebookは友達とやり取りにしか使いません。ほとんどアップもしません。暇なときとか珍しいものを見つけたときはTwitterでアップします。

C)Facebookは中毒になっているので、最低でも1日5回はチェックしてしまいます。「ともだち」は500人ぐらいで、そのほとんどが高校生です。日本というよりも海外の人が多くて、習い事とかの繋がりで増えています。個別に送るメッセージは、他の人にやり取りが見られたくないときはメッセージで送るけど、ほとんど公開でやっています。

A)Facebookは使って1年ぐらいになります。

C)私は高校生になってからです。

―日本のSNSは利用していますか。

E)アカウントは持っています。でもほとんど利用しないです。SNSは海外の人とコミュニケーションを取る感覚で使っているので日本だけのサービスはあまり利用しないです。日本の友達とは、電話かメールでやりとりするので、日本のSNSはあまり利用しません。

D)ゲーム系SNSはサークルみたいなコミュニティがあるので、その人たちの情報を集めるために利用しています。ゲームはほとんどしていません。

―米田先生、羽衣学園の生徒さんの海外志向は特徴的だと感じるのですが、海外の学校とどのような関わりを持っているのですか。

米田先生)そうですね。海外の学校と頻繁に交流をしています。様々な地域と交流しており、羽衣学園の生徒を定期的に研修に連れて行きます。そこで英語のプレゼンをしたり、現地の学生と積極的に交流したりする機会を設けています。現地では、500人ぐらいの学生と交流できる規模になります。交流地域は、台湾、マレーシア、アメリカ本土と様々です。

―それなら海外の人と友達になって輪が広がりますね。海外の友達とはどのようなやりとりをSNSでしているのですか。

A)海外の研修で少ししか交流がなかった人が、すぐに「ともだち」申請してきます。帰国してから「これ誰だったっけ?」っていうことがよくあります。海外の友達との交流は非常に面白いです。今、何をしているかなぁ、とか気になる時と、すぐ情報を交換できるので、離れていても「繋がってる感」があります。

―いろんな地域に研修に行くそうですが、国によってSNSの使い方に違いを感じますか。

インタビューの様子

B)台湾の人は自分の顔をよくアップしています。

C)アメリカは同じ年代の人から高齢者まで、使っている人の年齢層が幅広いです。私は、1年間留学していたので、そのホストファミリーのおばあさんから「ともだち」申請がきて驚きました。

D)マレーシアは自分が今、何をしているかを逐次アップしています。私がアップしたことにもこまめにコメントをしてきます。

B)海外の友達とのやりとりは、「元気!」とか、日本の友達と変わりません。ただ東日本大震災があったときは、羽衣学園は関西にあるけれど、「地震大丈夫?」といったメッセージがたくさんきました。

生活の中でのインターネットとの関わりについて

―1日の生活の中でネットにふれる時間はどのくらいですか。

A)朝起きてFacebookを見て、暇になったらまたFacebook見て、友だちとアプリでチャットみたいなのをして、大学の宿題をパソコンでやって、夜は海外の子からSkypeのチャットをやって、それから寝ます。Facebookは常にみています。

B)朝はネットにアクセスしません。夜はずっとネットをみている感じです。ムラがあって、すごく利用する日と利用しない日があります。利用する日は1日中ずっとやっています。

C)私は学校から帰ってきて、時間があったらパソコンでYouTubeをみたり、Facebookをみたりしています。あとは日本とか海外のニュースをみたりしています。1日、2、3時間ぐらいです。

D)私は1ヶ月前ぐらいまでは、朝起きてFacebookをみて、昼間も常にケータイが使えたらFacebookをチェックして、夜もFacebookをみるという生活でした。最近は、テストがあるので生活リズムを変えて朝起きて、エッセイを書いて、その分からない意味とかをネットで調べて、それを先生にメールで送ります。空いている時間にFacebookをして、BBCのニュースをみて、その後はテスト勉強を必死でしています。でも常にネットは使っています。単語を調べるのは電子辞書ですが、長い文章になると辞書では出てこないことが多いので、インターネットで調べています。

E)私も朝起きてすぐにFacebookみます。最近はよく韓国のテレビをみるので、いい人だなぁって思うと、すぐにケータイのYahoo!で調べたりしています。よくテレビみながら調べています。

A)小学校高学年ぐらいからメールで色々やり取りしていたので、ネットがない生活は考えられません。

インターネットを安全に利用するために

―インターネットを利用する際に注意する点と逆に期待する点はなんですか。

A)普及が早いので、もっと自分たちで危ないこととか、新しいことを勉強して、利用する側が気を付けないといけないと思います。色んなことにアンテナを立てて利用すべきだと思います。期待することはもっとお年寄りも使える様に、もう少し分かりやすいスマホを作って、情報格差をなくしてほしいです。

B)注意点はネットでは全てを信用しすぎないこと。期待する点は、便利になるものだから誰でも使える様にしてもらいたいです。スマホとかタブレットは文字入力して検索すれば出てくるけど、パソコンは機能が多すぎて使いづらいと、おばあちゃんをみていてもそう思うので、あとはネットについての学習できる機会を作って欲しいです。

C)新しいアプリとかネット上の情報が多くなってきているからこそ、危ないところも増えてきているので、利用する人が注意しなければならないと思います。期待するところはみんなと一緒で、誰でも便利に使えるようになればいいと思います。

D)私自身もそうですが、ネットに頼りすぎて、例えば活字を読まなくなるとか、そういうことを注意すべき点だと思います。親には新聞を読みなさいと言われるけど、ネットの方が簡単に書いてあるので、ニュースを新聞よりネットでみる方が多くなっています。資格のテストも今はパソコンで受けたりするのもあります。ネットを利用しすぎて、本を読む機会がなくなってきているのが心配です。期待する点は、現状に満足しているので特に無いかもしれません。

E)ネットの情報が正確かどうかを注意する必要はあると思います。期待することは求めている情報にすぐに辿り着けるような使いやすさを追求して欲しい。

―生徒たちのネット利用をみていて米田先生が感じる点を教えてください。

米田先生)羽衣学園は国際交流が盛んです。そのためメール、Facebookや掲示板を活用したり、テレビ会議も定期的に実施したりしています。やはりFace to Faceでのコミュニケーションは大切だと思います。どうしても、Facebookやメールでは顔がみえないので、その前にテレビ会議をして顔を合わせてから行うようにした方がより親近感が沸くと思います。使い方の指導はほとんど必要ないと思います。最近彼女たちはよくケータイでSkypeを使って海外ともやりとりをしています。その辺が昔と違うコミュニケーション能力につながっていくのではないかと。

スマホが最近急速に普及していますが、子どものネット、ケータイの入門段階としてスマホはちょっと別で扱わないといけないとは思います。

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