Windows95の登場により、一般大衆向けインターネットの歴史は幕開いた。現在、インターネットはテレビや電話のような生活必需財に近づきつつある。現在のようにインターネットが普及するまでに、パソコン通信の時代から双方向性や匿名性を悪用した事件、事故、問題が発生していた。同様のインターネット上の問題に対してインターネット関連企業やユーザー達はどう対応してきており、どのようにインターネットは自律してきたのか、規制されてきたのか。インターネット業界や企業の取り組みを紹介しつつ、インターネットコンテンツ、サービスの変遷も紹介していく。
■「ケータイ持たせない」運動の実態
2009年6月、小中学生に対して、携帯電話所持に制限をかける内容を盛り込んだ「いしかわ子ども総合条例」が成立した。他の地方自治体でも同様の条例改正を行なおうとする動きもある。
石川県は、なぜ携帯電話不所持運動や条例を制定することとなったのか。その経緯と、携帯電話を持たせないことで起こり得る子どもへの影響、効果等について、中立的な立場で紹介する。計3回のシリーズ連載。
■「子どもとメディア」~新たなメディアが登場してきた際の子ども
テレビやマンガ、ゲームなどの新たなメディアが登場してきた際、大人は子どもに対してそれらを有害だとして問題視してきた。だが、現在ではテレビはもちろん、マンガやゲームは国内外で評価され、日本の文化として定着してきている。
新たなメディアが子ども達に与えた影響はどのようなものだったのだろうか。また、どのように大人からの規制を乗り越えてきたのか。これまでの子どもとメディアの関わりを調査し、新しいメディアであるインターネットやケータイと子どもとの、これからの関係を考えていく上での一つの材料としていく。
■大人は知らない
子ども達自身はケータイと一体、どのようにして関わっているのだろうか。子どもとケータイの関係では、問題点ばかりがクローズアップされるが、実際に、ケータイと子どもとの関わりの中で子ども達が感じているメリット・デメリットについて紹介する。
また、同時に、大人たちが行おうとしている規制についてどう考えているか、インタビューやアンケートなどにより、大人は知らない子どもの生の声を紹介する。
■情報教育 ~学校で教わるネット~
学校で行われているインターネットや携帯電話についての情報教育は、どういったものなのか。教師よりも子どもの方が携帯電話やインターネットに詳しい、情報教育の時間はとれないなど、現場の教師達が悩みを抱えている場合もある。また、地方自治体の教育委員会によっても情報教育に対する姿勢はまちまちである。現場の教師達に取材を行い、実際のカリキュラムや子ども達の反応、教師達の対応など情報教育に対しての理想とその現実等を取材する。
■担当デスク紹介
・編集長
朝倉孝之(株式会社DeNA 経営企画本部 ゼネラルマネージャー)
・編集デスク
鎌田真樹子(株式会社魔法のiらんど 安心安全インターネット向上推進室 室長)
担当テーマ:大人は知らない
亀田武嗣(社団法人日本インターネットプロバイダー協会 事務局長)
担当テーマ:「子どもとメディア」~新たなメディアが登場してきた際の子ども
小寺信良(一般社団法人インターネットユーザー協会 代表理事)
担当テーマ:「ケータイ持たせない」運動の実態
高橋誠 (株式会社ライブドア メディア事業部 マネージャー カスタマー
サポートセンター長)
担当テーマ:インターネット自律史
